文教堂のアルバイトに興味がある!って人は参考にしてください。
目次
文教堂の基本情報
主力事業は、書店事業ですが、店舗内では文房具も販売しています。神奈川県の溝ノ口で書店販売を創業し、当初は神奈川県全域に店舗を拡大し、さらに全国展開を目指していった経緯があります。
現在の店舗数は、全国で100店舗以上に達しています。出店している都道府県は多く、主に東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、兵庫県など13都道府県に出店しています。書店業界での売上高は12位となっています。
ただし、親会社だる大日本印刷の子会社には、文教堂以外にも、書店業のジュンク堂や丸善もあるため、大日本印刷グループの書店としての規模は、もっと大きな規模となります。
なお、子会社にはジェイブック株式会社があり、インターネット上での書籍販売事業も展開しています。
さらには、近年はレンタルDVDなどの事業を手掛けているGEOグループと提携しており、共同店舗を積極的に展開し、一つの店舗内で書籍販売やレンタルDVDをおこなっています。
文教堂のアルバイトの内容は?覚える事は?【実際に聞いてみた】
レジ
レジ業務は一人で行うケースがほとんどです。お昼の時間帯などのお客さんが混雑して、行列ができてしまう場合は、2人体制でレジ業務を行います。
お客さんが本もしくは雑誌、コミックを出してくると、店員はレジに金額を打ち込み、お客さんからお金を受け取ってお釣りを渡します。
そのあと雑誌であれば、雑誌を袋に入れてお客さんに渡して完了です。本や文庫本の場合は、お客さんに「カバーをつけますか」と尋ねたうえで、本にカバーをかけて手渡します。本を複数冊購入される場合には、本にカバーをかけたあと袋にまとめて入れて、お客さんに渡します。
さらにコミックの場合は、コミックにビニールカバーがかけられているため、お客さんに「ビニールを外しますか」と尋ねたうえで、ビニールを外します。そして「カバーをかけますか」とさらに尋ねたうえで、コミックにカバーをかけてからお客さんに商品を渡します。
レジ業務をしている最中、小銭やお札が足りなくなった場合は、社員を呼んで小銭やお札を持ってきてもらいレジに補充します。
品出し業務
平日は毎朝5時頃には、取次店のトラックがやってきて、その日発売される新刊本や雑誌、それに注文していた本を詰め込んだダンボールを所定の場所に置いていきます。そのためアルバイトが出社するころには、30個から40個のダンボールが積まれており、さっそくダンボールを店舗内に運び入れます。
それからダンボールをひとつずつ開封し、伝票に書かれている雑誌名や本の名前と冊数をチェックしてから、棚に出していきます。
返品業務
書店ビジネスの場合は、ほとんどの出版社の本や雑誌を返品することができます。このため、翌朝にやってくる取次店のトラックで引き取ってもらうために、毎日夕方から売れ行きの悪い雑誌や本をダンボールに詰め込む返品作業を行います。
ダンボールに本や雑誌を詰め込むときには、1冊ずつ伝票に雑誌名や本のタイトルと、冊数を記入します。そして、取次店のトラックがやってくる場所までダンボールを運んで完了です。
掃除
閉店時刻10分前から店内に閉店を案内するアナウンスを流し、清掃業務を開始します。床をモップで乾拭きして、本棚もモップで乾拭きします。すぐにチリがつもるため、乾拭きは重要です。
文教堂のアルバイトのココが魅力!・利点は?【実際に聞いてみた】
親会社が東証一部上場企業の大日本印刷
文教堂で働くことの魅力は、親会社が東証一部上場企業の大日本印刷であることです。巨大な資本力を持つ企業が親会社であるため、倒産する確率は低い点が挙げられます。このため銀行との取引や、仕入れ先である取次店、あるいは本や雑誌を発行している出版社との取引関係が途切れる心配はありません。
シフトの変更がききやすい
書店での勤務は早番と遅番に分けられますが、どうしてもシフトを変更しなければならない用事が生じてしまった場合でも、事前に店長に申し出れば受け入れてもらえるケースがほとんどです。これは、書店で勤務している店長や社員の人たちも、本が好きで働いている人がほとんどであるため、基本的に人に対してフレンドリーであるため、シフト変更が容易に可能となります。
上司が温和な人物である点は、バイトとして働くうえで大きなメリットです。
正社員への道がある
まじめに働き、店舗の売り上げにも貢献したバイトについては、正社員登用の道が開けています。具体的には、バイトがなんらかの企画をつくり、その企画がヒットして店舗での本の売上高が10万円増えたとします。そのような成功事例が何度が積み重なると、店舗側もバイトを手放したくないと判断し、本部に上申してバイトを正社員に登用する決断をしてくれます。
人間関係が良好である
文教堂でバイトとして働く魅力としては、職場の人間関係でストレスを抱える心配がない点が挙げられます。店長も他の正社員も、そして他のアルバイトたちも本が好きであるため文教堂で働いているためです。
このため、組織上は明確に上下関係があるのですが、実際の職場環境では社員とバイトたちの間でも、お互いに「さん付け」で呼び合ったり、お互いに敬語を使って会話をしています。そして、体調を崩してしまっているときは「無理しないで今日は帰りなさい」と言ってもらえます。
お互いを独立した個人として尊重しあえる点が、文教堂でバイトとして働き続けることができる魅力といえます。
社員割引
バイトにも社員割引を使用する権利がある点も魅力です。店内の商品を10%引きで購入することができます。
文教堂のアルバイトの評価評判など口コミは?簡単?きつい?
文教堂でバイトしている方に、バイトの実情を伺いました!
文教堂の総合評価 | ★★★☆☆(3.00) |
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東京都30代男性
総合評価 | ★★★☆☆ |
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回答日 | 2020/01/07 |
店舗名 | 赤羽店 |
バイト期間 | 1年〜2年 |
仕事の内容
午前中は、休日を除き、入荷した本や雑誌を検品して、棚に出す作業をします。とくに雑誌については開店時刻前に棚に出す作業を完了させます。そして、開店後も入荷した本を棚に出す作業を続けます
また、店員が交代でレジに出て、販売業務をおこないます。雑誌や本を棚に出す作業を終えたら、今度は雑誌や本の返品作業を開始して、次々とダンボールにつめていきます。毎日、休日を除いてこの作業の連続です。
休日は棚の整理と、レジでの販売業務のみとなります。閉店時のレジの締め業務は、社員が行います。
文教堂の良い点
毎日、新刊本や雑誌を真っ先に手にすることができるため、読書好きの人にとってはメリットの大きな職場環境です。書店で働いていないと気がつかないマイナーな本を、書店で働いていると手にする機会が増えるため、日々新たな発見がある点は良い点です。
また、社員割引で本を購入することができるため、きれいな新刊本を定価の10%引きで手に入れることができる点も良い点でした。
書店で働く人は、基本的に本好きの人が多いため、職場での人間関係が穏やかです。ギスギスした人間関係が発生しないことが書店勤務の良い点といえます。
文教堂の悪い点
書店での労働は肉体労働であることです。平日は、毎日午前中に重たい雑誌をダンボールから取り出し、棚の平台に積んでいく作業を繰り返します。そして、夕方からは古くなった売れ残りの雑誌をダンボールに詰め込んで返品作業を行います。
この作業を繰り返すため、全身が筋肉痛になりますし、おかしな姿勢でダンボールを持つと腰を痛めてしまいます。腰痛になりやすい点が悪い点です。
休憩時間以外は椅子に座ることができない点も悪い点です。本をダンボールから取り出して、棚に出していく作業をしている間も立ちっぱなしですし、レジで販売業務をしているときも立ちっぱなしです。このため足が疲れます。
平日のお昼の時間帯はレジが混雑するため、レジ業務を担当しているときは、トイレに行きたくても行けないことがある点も悪い点です。
バイトに応募した理由
読書好きなためです。20代の頃は、小説家になりたいとさえ思っていました。そして、本に囲まれて仕事をしたいと思っていました。毎日本に囲まれて仕事をするだけで、幸せな気持ちになれると思っていたため、応募しました。
バイト応募から採用までの流れ
ネット上のアルバイト募集の求人広告に募集し、書類選考に通過した旨の連絡を受け取ると、赤羽店に出向いて採用面接試験を受けました。面接官は店長で、翌日には採用するとの電話連絡をもらいました。
Thumbnail Photo by Tatsuo Yamashita(license)